■単純に小説の概要を調べるためだけでなく、ぱらぱらと拾い読みして面白そうな小説を見つけ出すといった使い方もできそうだ。
和本入門 千年生きる書物の世界
橋口 侯之介平凡社
本書は、日本の本の成り立ちや書誌用語について、学問の世界からではなく、実際に和本を売っている本屋さんの立場から解説されています。そう、和本は高価で手の出ない稀覯本ではなく、現役で売買される本なのです。読めばよい本の世界から、本そのものの生い立ちやその素性など、本自体の興味を持たせてくれる、本自体が好きな人にはおすすめだと思います。
装丁の仕事160人 BOOK DESIGN 2004 (玄光社MOOK―Workbook on books)
玄光社
この本を眺めていてあることを思い出しました。
30年以上も前にフランス人俳優アラン・ドロンが日本の女性ファン数十人と質疑応答をするというテレビ番組がありました。当時小学生だった私はこの中でとても印象深いやりとりを目にしました。
ある女性がドロンに「あなたは面食いですか」と質問。人は見かけで判断してはならないと親に言われていた私は、彼がどんな風に答えるのか興味津々でした。
ドロンは躊躇することなくこう返答したのです。
「世の中には多くの女性がいる。しかし彼女たちの内面についてはすぐには分からない。
例えば何か商品があったとして、それを宣伝する看板が美しければやはりあなたもその美しさにひかれてまず手を出すでしょう?
女性も同じ。もちろん美しいだけの女性ではダメだが、私だって最初は顔の美しさに引かれるし、それは仕方のないことだ。」
装丁とはまさに最初に読者の目に映る本の顔です。しかしその顔の美しさが本に書かれている内容の優劣を正確に反映しているわけではありません。
それでも私たちはドロンの言うようにまずその美しさに引かれ、その後にようやく中身の美しさを吟味していく場合もあるのです。場合によっては見掛け倒しの美人本という場合もあるでしょう。
ですが思い出すといいでしょう。いっとき、本の顔の美しさを愛で、確かに心ときめかしていた自分がいたことを。
だから本書を本の顔を揃えた美女名鑑として眺めるというのもまた一興だと思うのです。さまざまな“美人”に出会えるのは心浮き立つものです。
と考えるのはやはり不謹慎でしょうかね。
新書マップ~知の窓口~
日経BP社
ただ、この本は国立情報学研究所がネット上で公開している
新書検索システム「新書マップ」 の一部を本にしたものであり、 ネットにつなげる環境にいるのであれば、この本を買う必要はあまり無いと思う。
そうでない人なら、新書のカタログとして買っておいて損はない本だと思うのだが、
それをネット上のレビューに書いても無意味か・・・。
ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法 2
福田 和也PHP研究所
個人的には、役に立ちそうな方法論が満載だと思うが、とりわけ、パソコンの使い方(2台使う、事辞典のインストール、ポータルサイト)が読者にとって有益だと思う(もっとも、この本は2004年の本なので、現在では別の工夫が必要かもしれない)
この本の短所
真似しにくい著者独自の個性が出ているところ(時間管理をしない、骨董、など)。もっとも、こういうところは採用するのではなく、楽しんで読めばよいと思う。
結論―長所星5つ、短所は星を減らすほどではないので、星5つ。
現代用語の基礎知識2004【別冊付録付】
自由国民社
あるいは環境、社会、医療などあらゆる面で、新しい概念や考え方、
用語が生み出されてくる。
「なんとなく」分かったような気になって、新聞記事やニュースで
それらの言葉を消化しているのだが、悲しいかな正確な理解がないの
で、自分からは積極的に使えない。
分からない言葉に出会ったら、この本を紐解くとともに、普段から
この本をぱらぱらと読書するとういのも結構役に立つものだ。
昨年まではイミダスと2冊を購入していたが、2冊あっても使いこ
なせないので、今年からこちらだけを購入することにした。
どちらも大変力の入った編集で甲乙はつけがたいが、なんとなく、
政治経済社会などの分野では、こちらのほうが信頼感が感じられる。
朝日現代用語 知恵蔵2004
朝日新聞社
こと、公務員試験においては買う必要はない。別のものを買ったほうが大分いい。